新旧メディア120人の「年収序列」 完全版
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『週刊ダイヤモンド』の特集「メディアの新序列」(10月27日号)で物議を醸した新旧メディアの待遇格差MAP。
「他の会社も知りたい」「ダイヤモンド社はいくらなんだ」などの声を受け今回、出版、デジタル系を大幅拡充しました。
新旧120人の「年収序列」完全版を大公開します!

有価証券報告書での平均年収

  • 旧メディア
  • 新メディア(デジタル系)
TBS
0万円
日本テレビ
0万円
テレビ東京
0万円
テレビ朝日
0万円
日本経済新聞
0万円
朝日新聞
0万円
フジテレビ
0万円
NHK
0万円
毎日新聞
0万円
ヤフー
0万円
産経新聞
0万円
LINE
0万円
サイバー
エージェント
0万円
ユーザベース
0万円
アイティメディア
0万円
Gunosy
0万円
弁護士ドットコム
0万円
イード
0万円

民放キー局と毎日新聞は持ち株会社の年収。また毎日新聞は2015年3月期。産経新聞は13年3月期のもの。他は直近の通期決算期のもの。NHKは「平成29年度決算概要」より算出。

新聞、テレビといった「旧メディア」とデジタル系の「新メディア」の平均年収を比較すると、新旧の“待遇序列”が明確にあります。これまで民放キー局なら30代で年収1500万円以上もあり得たし、「日本経済新聞」や「朝日新聞」も30代前半で1000万円に達するとされました。一方の新興デジタルメディアの年収は、旧メディアの負け組とされる「産経新聞」や「毎日新聞」よりもう一段低いケースが多く、デジタル記者が“年収エリート”になれる日はまだ先のようです。

年代別の待遇

20代の平均年収は新メディアが573万円(18人の平均額)だったのに対し、旧メディアは692万円(同31人)とその差は100万円超。残業代の上乗せで民放キー局や三大出版社の一部で1000万円を超えたことが格差の要因となりました。新聞業界では、朝日や日経など勝ち組とされてきた大手でも、「賃下げやボーナス減によって、かつてのような高給は望めなくなっている」(全国紙若手記者)ようです。

20代の年収序列

テレビ朝日20代後半/番組企画
万円
小学館20代後半/編集
万円
テレビ朝日20代前半/ビジネス
万円
テレビ朝日27才/営業
万円
ユーザーベース29才/営業
万円
テレビ朝日新卒入社/総合職
万円
フジテレビ20代後半/ディレクター
万円
NHK29才/記者
万円
朝日新聞28才/記者
万円
日経新聞26才/記者
万円
NHK20代後半/制作
万円
TBS28才/制作
万円
朝日新聞新卒入社/記者
万円
NHK20代前半/記者
万円
日経新聞20代後半/デジタル
万円
日経新聞新卒入社/記者
万円
日本テレビ20代前半/制作
万円
ユーザーベース20代中盤/事業開発
万円
バズフィード20代後半/記者
万円
マイナビ20代後半/制作
万円
LINE20代後半/エンジニア
万円
テレビ東京20代中盤/編成
万円
サイバー
エージェント20代後半/ウェブディレクター
万円
朝日新聞24才/記者
万円
読売新聞20代前半/記者
万円
フジテレビ25才/営業
万円
ハフィントンポスト20代後半/編集
万円
産経新聞20代後半/記者
万円
NHK新卒入社/記者
万円
集英社新卒入社/編集
万円
LINE20代後半/ウェブディレクター
万円
サイバー
エージェント20代後半/プロデューサー
万円
グノシー20代/営業
万円
朝日
インタラクティブ27才/営業
万円
ヤフー20代後半/エンジニア
万円
毎日新聞25才/校閲
万円
毎日新聞28才/管理
万円
産経新聞20代後半/記者
万円
TBS新卒入社/営業
万円
テレビ東京新卒入社/営業
万円
マイナビ20代半ば/編集
万円
サイバー
エージェント20代半ば/エンジニア
万円
毎日新聞20代前半/記者
万円
アイティメディア20代中盤/記者
万円
産経新聞26才/営業
万円
アイティメディア25才/営業
万円
BI20代後半/編集
万円
マイナビ20代半ば/制作
万円
産経新聞新卒入社/記者
万円

30代の平均年収は20代より新旧の格差が大きく、新メディアの705万円(17人の平均額)に対して、旧メディアは993万円(同37人)と、平均でも1000万円の大台に迫る金額となりました。

30代の年収序列

フジテレビ35才/コンテンツ
万円
TBS37才/総合職
万円
日本テレビ30代半ば/報道
万円
フジテレビ39才/編成制作
万円
フジテレビ30代前半/技術
万円
日本テレビ30才/報道
万円
日本テレビ30代後半/編成
万円
集英社30代前半/編集
万円
日経新聞30代後半/記者
万円
TBS35才/報道
万円
テレビ東京30代前半/制作
万円
小学館30代前半/編集
万円
朝日新聞30才/記者
万円
朝日新聞32才/記者
万円
読売新聞32才/記者
万円
日経新聞30才/記者
万円
NHK39才/制作CP
万円
日本テレビ30代前半/編成
万円
TBS30才/制作
万円
テレビ朝日30代前半/制作
万円
ダイヤモンド社30代半ば/編集
万円
日経BP35才/記者
万円
ヤフー40歳前後/本部長
万円
サイバー
エージェント30代前半/管理職
万円
日経新聞34才/デジタル
万円
NHK30代前半/記者
万円
TBS32才/報道
万円
フジテレビ34才/編成管理
万円
日経BP30才/編集
万円
ユーザーベース32才/営業
万円
読売新聞30才/記者
万円
テレビ東京30才/営業
万円
ニューズピックス39才/記者
万円
ヤフー30代後半/部長
万円
サイバー
エージェント30代後半/ディレクター
万円
日本テレビ30才/技術
万円
毎日新聞30代中盤/記者
万円
NHK32才/管理
万円
ユーザーベース31才/コンサルティング
万円
ニューズピックス30代後半/記者
万円
ヤフー30代後半/メディア
万円
LINE30代半ば/営業
万円
毎日新聞35才/記者
万円
ヤフー30代前半/リーダー
万円
LINE30代前半/エンジニア
万円
毎日新聞30才/記者
万円
産経新聞30代前半/記者
万円
アイティメディア38才/副編集長
万円
朝日
インタラクティブ30代半ば/営業
万円
BI30代/編集
万円
NHK30才/技術
万円
産経新聞30才/記者
万円
アイティメディア30才/営業課長
万円
J-CAST30才/事務
万円

40代以上については今回、新メディアの対象者がいなかったため、旧メディアのみ平均年収を算出したところ、1297万円(17人の平均額)に達しました。ただ旧メディアは業績悪化が顕著で、今後はここまでの高給を得ることは難しくなりそうです。新メディアについては執行役員に抜擢されるなど、出世次第で数千万円を得るケースもあり、大逆転も可能です。

40代の年収序列

フジテレビ50代/コンテンツ
万円
朝日新聞50才/記者
万円
フジテレビ40才/経営企画
万円
テレビ朝日40代前半/戦略
万円
TBS43才/管理次長
万円
朝日新聞40代前半/記者
万円
読売新聞43才/記者
万円
日経新聞40代前半/記者
万円
日経新聞45才/営業次長
万円
朝日新聞45才/デジタル
万円
NHK40代前半/制作
万円
NHK55才/放送
万円
日経BP40才/編集
万円
朝日新聞40才/営業
万円
産経新聞40代前半/記者
万円
毎日新聞52才/記者
万円
日本テレビ40才/技術
万円
  • ※TBSはTBSテレビの略
  • ※BIはビジネス・インサイダーの略
  • ※CPはチーフプロデューサーの略
  • ※読売新聞は東京本社のもの