ブックタイトル月刊総務2015年1月号特集_試し読み
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月刊総務2015年1月号特集_試し読み
2015.1 22はありませんか? 改善提案をしたところで「いわれた通りの業務だけをしていればいい」といわれてしまうような職場環境では、当然ながら改善や改革の芽は出てきません。覚えておいてほしいことは、ある年齢に達すると無意識のうちに現状維持を好み、変化を避けるようになるということです。一般に、それは四〇歳が境といわれます。四〇歳までは、新しいやり方や新しい知識を活用しようと思うのですが、四〇歳を超えるとなかなかチャレンジしようとは思わなくなります。なぜなら、自分のやり方の方が早いし楽であるし、変えることに不安を覚えるからです。では、誰にでもできると思われている総務業務の位置付けを根底から変えるにはどうしたらよいのでしょうか。 戦略総務の実現のためには、問題意識を常に高いレベルで持ちつつ、実践し、そしてやり遂げることが大事です。目標やスローガンを語っているだけではだめなのです。自ら誇りと自信を持って、ほかの会社の人と高い次元で語れる自分を作ることです。自分の価値を高めることです。一方、経営陣が喜ぶことはコストダウンであり、業務スピードの向上、効率化です。上司が喜ぶことは、部下が会社に成果をもたらしていて、その組や、自社がどのような状況にあるのか優れた会社の事例から学ぶことも、必要となってきます。みなさんの会社の経営層や上司は、総務の役割をどのように考えていますか? 実際のところ、経営層が総務に対してどう思っているのか、どのような位置付けで見ているのかわからない、という方が多いのではないでしょうか。いくら前向きの意見を提案しても上司が聞いてくれない、という経験がある方も多いでしょう。総務の位置付けを「縁の下」から「陽の当たる場所」に変えるには、どうしたらよいのでしょうか。一方、総務の同僚や若手メンバー、仕事の依頼先であるパートナー企業は、総務をどのように見ているのでしょうか。総務では、一生懸命仕事をしても適当に仕事をしても、評価はあまり変わらない。だったら楽な方がよい、と思う人が存在し、前向きな仕事がしにくいという実態はありませんか? また、若手メンバーがそんな上司や先輩を見て夢も希望もなくし、別の部門に異動してしまったり、退職してしまうといったことはありませんか? パートナー会社が、本来ならもっとよい条件の提案ができるはずなのに、活力のない総務部門の足元を見て適当に仕事をしている、ということ「縁の下の力持ち」から「陽の当たる場所へ」戦略総務のための総務業務の再定義