ブックタイトル月刊総務2015年1月号特集_試し読み

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概要

月刊総務2015年1月号特集_試し読み

23 2015.1業務オペレーションのパフォーマンスを測定・改善する経営改善方法論。もともとは一九八〇年代初頭、アメリカのモトローラ社が日本の品質管理活動を基に開発した手法。ここで大事なことは、顧客?経営?の要求に対して、個々の業務課題を論理的、定量的にスり進めると総務が孤立してしまうリスクがあります。社員全員でルールを守ることによって総務が会社の中で機能するのだ、ということを社員に理解してもらうことが必要です。※シックスシグマ??各種の統計分析や品質管理手法を体系的に使用して、員からの信頼がもたらされていきます。右下には、再度カスタマーの真の要求/期待を記しています。大事なことは、総務が作ったルールを社員に守ってもらうためには、社員の協力が必要不可欠であるということです。無理や織を動かしているのは自分である、という認識を経営陣に植え付けることです。その結果、上司が役員から評価されることが、一番喜ぶことなのです。経営や上司への成果を念頭に置きつつ、もう一度自分たちの仕事、総務の業務の再定義をしてみることが、まず必要です。図表?は、シックスシグマ(※)を応用したもので、経営、つまりはカスタマーである社長からの要求、そして上司からの期待、それに対するコミットメントを明確にして、その上でのやるべきことを示したものです。ポイントは、図表に記してあるような問題意識を持ちつつ、管理総務を再度見直し、そして再構築していくことです。そして、再構築をしていく中で、会社が求める魅力的な提案として「戦略総務の実現」を目指すのです。戦略総務を実現することの付加価値として、業務品質の向上と間接経費削減、社特集戦略総務になるための業務改善図表2 新Defi ne 図〔総務・人事活性化プロジェクト〕図表3 管理総務・人事の構築