ブックタイトル月刊総務2015年2月号特集

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概要

月刊総務2015年2月号特集

2015.2 22ションの向上」「組織の理念やビジョンの浸透」が上位に挙がっており、一般社員が実感した効果とおおむね重なる。「企業の方針や期待する効果によって、イベントの内容は変わってきます。社内イベントを通じて何を実現したいのか、組織開発は縦、横、斜めの関係性強化が必要であるといわれていますが、どの部分のつながりを強化したいのか、実施に当たっては目指すべき効果を明確にするとともに、それを共有しイベントの運営に反映させることがンの課題がどこにあるのかを掌握しておく必要があります。やみくもに社員を集め何かやればいいといったスタンスでは、高い効果は期待できないどころか、逆効果となってしまう可能性もあります。内因している課題は人間関係なのか、プロフェッショナル志向なのかなど、客観的に課題を分析して、必要な層に対し効果的なイベントを企画する必要があるでしょう」(菊入さん)。経営者が考える社内イベントの効果(図表??)は、「コミュニケーションの促進」「一体感醸成」「モチベーでメンバー同士の結束が生まれる。また若手社員が事務局として先輩や上司を含めて取りまとめることで、学べることは大きい。一つのプロジェクトを成功させた達成感や自信も、大きな財産になるだろう。  ことになります」企業側も運営会社に丸投げするのではなく、社内でプロジェクトを組んで若手社員を参加させることで、次世代リーダーの養成の場として活用するケースが増えているという。事前準備、本番、完了報告と一連の取り組みの中では、社内イベントの成功の鍵とは何だろうか。「まず、何のためにイベントを開催するのか、インナーコミュニケーショ社内コミュニケーションの促進組織の一体感の醸成社員モチベーション向上組織の理念やビジョンの浸透部門間の交流促進職場の活性化管理職と一般社員の理解促進業績の向上 社員の心身の健康増進社員と家族の交流促進その他0 20 40 60 80 10093.9%93.2%86.5%84.5%81.1%81.1%75.0%66.2%50.7%44.6%4.7%全体(n=148) (%)全体(n=618)職場の中でコミュニケーションが増えた他の部門と仕事がしやすくなった仕事に対するモチベーションが上がった上司と話しやすくなった職場に活気が出た家族と職場の話をすることが増えた業績が上がった0 10 20 30 40 50(%)49.4%43.4%35.3%34.1%30.4%19.1%13.1%社内イベント成功のポイントと留意点図表3 経営者が考える社内イベントの効果図表4 社内イベント実施後の職場内の変化について※TOP2スコア(あてはまる+ややあてはまる)にてグラフ作成出典:株式会社ジェイティービーモチベーションズ「経営者148人に聞いた社内イベントの効果に関する調査報告書」(2013年12月)※TOP2スコア(あてはまる+ややあてはまる)にてグラフ作成出典:株式会社ジェイティービーモチベーションズ「社内イベントに関するモチベーション調査(一般社員版)」(2013年12月)の結果より抜粋