ブックタイトル月刊総務2015年4月号特集_試し読み

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概要

月刊総務2015年4月号特集_試し読み

2015.4 24した。日本全体の傾向同様、当社においても〝平成バブル期入社組?の比率は高く、この年代の社員がエンプロイアビリティを高めていくことは、当社の成長・発展において不可欠であると認識しています。キャリア研修はこの層が四〇歳になった二〇〇九年より開始しました。研修前には対象者の上司を集めてキャリア教育に関する啓発をループ一括採用のためグループ本社でキャリア教育を行っていることから、当社では三〇歳、四〇歳、五〇歳の社員を対象としたキャリア研修を実施しています。研修企画時はミドル層を特別に意識したわけではありませんが、将来的な構成員の動態やES(従業員満足度)サーベイなどを踏まえ、結果的に四〇歳代を優先することになりまに喜ぶ風土作りを目的とした表彰制度、イントラネットを使った情報共有など、さまざまな交流の場を設けた。そして、人事制度の整備とともに、「キャリア」を社員の成長の原動力とするためにキャリアデザインサポート体系(図表?)を構築した。「キャリアサポート体系は三年がかりで完成させました。新入社員はグ歩のチャンスに変え、前向きに取り組む風土を育てています」 キャリアデザインを風土とする取り組み 同社では人財開発の方向性を図表?のように定義付け、運用している。「まずは心身ともに健康であることが大前提ですが、メンタルヘルス対策を講じるだけではなく、さらに一歩踏み込んで『メンタルタフネス』な人財を育成していくには、ブレない価値観を醸成することや、自身の働く意味を考える〝キャリア発達?がてこになるとの考えに行き着きました。キャリア開発が上司やHR開発部の役割である一方、キャリア発達は個人が自身のキャリアの成長や変化を捉えるものです。キャリア開発にいくら力を入れたとしても、本人に気付きがなければ結実しません」と、武内さん。その上で、自律型人財の育成を目的とした「きっかけ」と「場」を提供する仕組み・仕掛け作りを同時多発的にスタート。社員の自発的な運営に任せるファミリーデーや、ほめる・とも図表1 人財開発の方向性~自律型人材の育成~図表2 キャリアデザインサポート体系・グローバル人材育成メニューを質・量ともに拡大するESサーベイ/職場診断・心の健康診断・360度評価Ⅰ.人財育成ピカピカの個人の集まり全員が主役内発的動機付けに焦点を当て、モチベーション3.0を実現していくⅡ.自律・自立への意識改革心と身体をともに鍛える「きっかけ」 と「場」を整備する30歳40歳50歳・心身ともに鍛える「場」と「きっかけ」を整備し、中心層の社員のメンタルタフネス化をはかる・キャリアデザイン支援、メンタルヘルス予防と対策は、その定着を進め、また海外へ拡大していくⅢ.メンタルタフネスな風土醸成調査・分析・グローバル化に対応した人事制度への改定・モチベーション3・0を定着させる人事制度を研究する人事の仕組み・部下のキャリアデザインや仕事相談について基本的なスキルを習得する・能力評価時期に合わせ、上司と部下の間で、1対1で、仕事やキャリアに関してしっかりと向かい合うコーチングやメンタリングができるエナジャイズ・プロフェッショナル集団を養成し、相談・指導に当たる・入社後3年間で学んだことを再確認する・客観的に自己を見直し、今後の自己啓発計画の策定を行う・コクヨ人として、一人前の自覚 ・キャリア自律の心、専門性の向上・これまでの人生/キャリアの充実・深化・集大成・残り期間での最大の貢献・役割の変化の受容・プロとして自律した組織貢献・専門性確立や市場価値認識・キャリアルートを鮮明に個人の意志×能力×経験により持続的に人が成長できる仕組みを整備するグローバル化HRD多様化HRDプロ化HRDメンタフ化HRD上司へ個人へ周囲へサポート力キャリアマインドの醸成・定着風土醸成上司向けキャリアサポート実践研修MBE(Master Business Energizer )養成と活用キャリアデザイン【WILL】【HISTORY】DB等「伝承塾」「ワークショップ」開催3年次フォロー研修30歳代:己を立てるCareer Making研修40歳代:仕事を極めるCareer Evolution研修50歳代:仕上げを行うCareer Integration研修キャリア面談の実施推進(キャリアデザイン【育成】DB)ACTIVE40ACTIVE50ACTIVE30“キャリアデザイン【WILL】”DBを中心とし、個人の職歴を整理できる“キャリアデザイン【HISTORY】”DB等のツールを提供するMBEやその他社内の第一人者を活用し、社内でスキル伝承塾やともに学び合う、切磋琢磨する機会を提供する・グローバル人材育成メニューを質・量ともに拡大するESサーベイ/職場診断・心の健康診断・360度評価Ⅰ.人財育成ピカピカの個人の集まり全員が主役内発的動機付けに焦点を当て、モチベーション3.0を実現していくⅡ.自律・自立への意識改革心と身体をともに鍛える「きっかけ」 と「場」を整備する30歳40歳50歳・心身ともに鍛える「場」と「きっかけ」を整備し、中心層の社員のメンタルタフネス化をはかる・キャリアデザイン支援、メンタルヘルス予防と対策は、その定着を進め、また海外へ拡大していくⅢ.メンタルタフネスな風土醸成調査・分析・グローバル化に対応した人事制度への改定・モチベーション3・0を定着させる人事制度を研究する人事の仕組み・部下のキャリアデザインや仕事相談について基本的なスキルを習得する・能力評価時期に合わせ、上司と部下の間で、1対1で、仕事やキャリアに関してしっかりと向かい合うコーチングやメンタリングができるエナジャイズ・プロフェッショナル集団を養成し、相談・指導に当たる・入社後3年間で学んだことを再確認する・客観的に自己を見直し、今後の自己啓発計画の策定を行う・コクヨ人として、一人前の自覚 ・キャリア自律の心、専門性の向上・これまでの人生/キャリアの充実・深化・集大成・残り期間での最大の貢献・役割の変化の受容・プロとして自律した組織貢献・専門性確立や市場価値認識・キャリアルートを鮮明に個人の意志×能力×経験により持続的に人が成長できる仕組みを整備するグローバル化HRDプロ化HRD 多様化HRDメンタフ化HRD上司へ個人へ周囲へサポート力キャリアマインドの醸成・定着風土醸成上司向けキャリアサポート実践研修MBE(Master Business Energizer )養成と活用キャリアデザイン【WILL】【HISTORY】DB等「伝承塾」「ワークショップ」開催3年次フォロー研修30歳代:己を立てるCareer Making研修40歳代:仕事を極めるCareer Evolution研修50歳代:仕上げを行うCareer Integration研修キャリア面談の実施推進(キャリアデザイン【育成】DB)ACTIVE40ACTIVE50ACTIVE30“キャリアデザイン【WILL】”DBを中心とし、個人の職歴を整理できる“キャリアデザイン【HISTORY】”DB等のツールを提供するMBEやその他社内の第一人者を活用し、社内でスキル伝承塾やともに学び合う、切磋琢磨する機会を提供する