ブックタイトル月刊総務2015年11月号第2特集
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月刊総務2015年11月号第2特集
57 2015.11 八月三一日、東京・大手町の経団連ホールで、健康経営会議実行委員会主催の「健康経営会議2015」が開催された。この催しは企業や団体等に向けて「健康経営」についての啓発と情報発信を目的にしたもので、三回目となる今回は、予定数を超える約三五〇社、約六〇〇人の入場者を迎えた。 来賓のあいさつでは、厚生労働省保健局総務課の大島一博さんが、同省の取り組みに加え、従業員の健康に対して事業主が本気になる重要性などを話した。それに続き、同じく来賓の経済産業省商務情報政策局ヘルスケア産業課の江崎禎英さんからは、健康で長生きするためには現役のときからの健康管理が不可欠といった話があり、会場は早くも熱い空気に包まれていった。 メインの講演の皮切りは、特定非営利活動法人健康経営研究会理事長の岡田邦夫さんによる「健康経営における経営者の健康投資」。従業員の健康作りへの投資は、企業は医療費等のコスト削減に加え、生産性や創造性、イメージの向上等の効果が期待できる上、「リスクマネジメントとしても重要」と説明。実践的な健康投資の方法については、アメリカの「ヘルスプロモーションの一ドルあたりの投資効果」などの具体的な例を挙げて、わかりやすく解説した。 次は産業医科大学産業生態科学研究所 産業保健経営学研究室教授の森晃爾さんによる「産業医の視点からみた健康経営モデル」。講演では「目的に合った成果指数の設定が必要」なことや「経営者の積極的な姿勢の下、産業医等と連携」といった要点が浮き彫りにされた。 また東京大学研究ビジョンセンター特任助教授の古井祐司さんの講演「保険者と協働してすすめる健康経営」では、大・中小企業が医療保険者(健康保険組合、全国健康保険協会)と協働し、進めていく事例を紹介。エリアや職種、勤務体制による健康への影響に触れながら「職場の特徴を知ることが健康格差の改善につながる」など、健康経営の進め方についても詳しく説明した。 四番目は、健康経営に注力するNTTドコモライフサポートビジネス推進部の村上亨司さんの「NTTドコモの社員向け健康施策と企業連携によるヘルスケア事業」。自社の新規事業領域として展開する、イベント等を通じて従業員を巻き込むようすなど、他社も取り入れやすいヘルスケア施策のアイデアを紹介した。 最後は講演者によるパネルディスカッション。意見交換や参加者との質疑応答などが活発に行われ、最後を飾るにふさわしい、内容の濃い時間となった。予定を上回る参加者数からも関心の高さを実感立ち位置が異なる専門家が現状と具体的なアドバイスを披露パネルディスカッションのようす。岡田さん(一番左)がファシリテーターとなり、森さん、古井さん、村上さんそれぞれの講演を受けて、あらためて健康経営の意義などについて意見を交わした「従業員の健康」は組織と経営のパワーの源!「健康経営」の取り組み方と運用法コストから投資へのパラダイムシフト第2特集みんなで考える、健康と経営『健康経営会議2015』開催