ブックタイトル月刊総務2016年4月号特集_試し読み

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概要

月刊総務2016年4月号特集_試し読み

19 2016.4このような従来にない新しい動きを推進することこそ、総務に期待されている役割だと思います」せ無理だという考え方は一度外してみて、自分の中の理想を顕在化させる。そのための場作りが極めて重要です。クショップなどを通じて自分たちの強み・課題を整理し、現状を再認識することで変革の原動力となる「チェンジドライバー」(図表?)を全員で共有。「ありたき姿」を具現化していく。「働き方変革を実現するためには、組織メンバー一人ひとりの意識と行動ありきです。現状維持ではまずいという危機感(ネガティブインパクト)と同時に、これをうまく乗り越えたら今よりもっと楽しい、やりがいがある世界になる(ポジティブインパクト)を描けるかどうかです。『なれたらいいな』と思える姿が描ければ、プロジェクトは動き始めます。ありたき姿を導き出していくために、ワークショップは有効な手段です。非日常の場の中で徐々に思考の殻を破っていくことで、自分にとってのハピネスは何かが見えてきます。どう「Change Working コンサルティング」のねらいは、創造性(イノベーションを生む組織作り)・効率性(組織の時間生産性の向上)・躍動性(組織の活力の向上)に満ちた企業風土の実現を支援することである(図表?)。「働き方というテーマを考えた場合、経営のハピネスは変化に柔軟に対応し生き残れる強い組織を作ること。他方、社員のハピネスはその組織の中でより楽しくやりがいのある仕事ができることです。ワークスタイル変革とは、この二つのハピネスを実現するために創造性・効率性・躍動性を上げること、そのために社員の意識・行動変革と支援環境の整備を行っていくことと考えています」支援環境の整備とは、人事制度、より使いやすいICTやワークプレイスの整備、仕事の実態に即した人事制度やサービスの充実。もう一つは支援環境をうまく使って社員の意識や行動を変えていくアプローチである。この二つを両輪として回すことで、経営にとっても社員にとってもハピネスな状況を実現することができる。「いくらコミュニケーションが取りやすい環境を整えても、コミュニケーションを取ろうという機運がないと行動は変わりません。オフィスの役割とは、社員の意識・行動変革を下支えし、さらにはけん引するインフラであるといえます。働き方を変えるプロジェクトを立ち上げることはできても、専門部署を設けている企業はまだほとんどないでしょう。だからこそ、働き方変革は総務部門が取り組むべき重要課題であると考えています。誰もが働きやすい環境作りがこれからますます重要になる、という問題意識を持っているファシリティー担当者は少なくないはずですが、場作りをするところまでが自分のミッションだと思い込んでいる人が、まだ多いのではないでしょうか。ぜひ一歩踏み込んで、総務の課題として働き方変革に取り組んでいただきたいと思っています」ワ特集ークスタイル・ワークプレイス変革で総務にできること「働き方変革」の舞台となる「働く場」の在り方図表2 ワークスタイル変革のねらいと取り組み図表1 各社に見られるチェンジドライバーの例ワークスタイル変革の実証のために東京本社で2011 年に開始した「Change Working 自社実践プロジェクト」で、社員が参画したワークショップのようす。2014 年からのセカンドステージでは、日常業務の中で働き方変革のPDCAを回し、それに合わせてワークプレイスも進化させる活動を続けている外部環境要因(社会・市場)変動する市場の中で生き残れる柔軟で強靭な組織創造性の向上意識(メンタリティー)行動様式組織風土行動・意識の変革制度・仕組みワークスペースICT支援環境の整備効率性の向上躍動性の強化内部環境要因(社内)タイミング? 市場環境が変化し顧客のニーズが変わってきた? 国際化や技術革新により競争環境が大きく変化した? 人材の需要と供給のミスマッチが生じている? 意思決定のスピードを上げなくてはいけない? ソリューション型の事業を強化しなくてはいけない? ワーク・ライフ・バランスやダイバーシティを強化したい? 新しい計画年度を迎える? 社屋を移転する、情報システムを見直す? 組織・体制を変える123図表①②出所:株式会社内田洋行