ごあいさつ
変革の成否はリーダーシップで決まる。日本における企業改革の歴史を振り返ると、——国際化に向けたコーポレートアイデンティティ(CI)活動、リストラクチャリング(事業再編)やリエンジニアリング、IT経営などを経て、いまDXの時代です。いずれも成功事例は少なく、残念ながら同じ轍が踏まれてきました。もはや繰り返している余裕はありません。今回の創刊4周年記念フォーラム第2弾では、3人のリアル・チェンジリーダーとビジネスの最先端でDXを支援するスペシャリストをお招きして、企業変革の核心とは何かを考えます。
『ダイヤモンドクォータリー』編集長 岩崎卓也
開催概要
- 名称
- DXを成功させるチェンジリーダーの条件
- 主催
- ダイヤモンド社 デジタルビジネス局
- 企画
- ダイヤモンドクォータリー編集部
- 協賛
- 日本アイ・ビー・エム
オートメーション・エニウェア・ジャパン
セーフィー - 協力
- 青山ツリーハウス
- 日時
- 2021年3月18日(木)13:00 〜 17:00(12:30からログイン可能)
- 会場
- ウェブセミナー(擬似ライブ配信) ※ご自宅のPCやスマートフォンで受講可能
- 受講料
- 無料(事前登録制/抽選)
※当選者には受付から10日以内にメールにて視聴用URLをご連絡いたします。 - 定員
- 200名(定員に達し次第終了)
講 師
基調特別対談
- 日本電信電話
- 代表取締役社長 社長執行役員
- 澤田 純 氏
京都大学工学部卒業後、1978年日本電信電話公社に入社。1998年NTT America Vice President就任。2000年よりNTTコミュニケーションズで、関西支店長、経営企画部長などを経て、2011年に常務取締役、翌年、代表取締役副社長に就任。2014年に日本電信電話 代表取締役副社長に就任。NTTセキュリティを設立し、代表取締役社長として兼務した後、2018年日本電信電話 代表取締役社長就任。2020年6月より代表取締役社長、社長執行役員として現在に至る。
- 一橋大学ビジネススクール
- 客員教授
- 名和 高司 氏
東京大学法学部卒業後、ハーバード・ビジネス・スクール経営学修士取得(ベーカースカラー授与)。三菱商事を経て、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。自動車・製造業分野におけるアジア地域ヘッド、ハイテク・通信分野における日本支社ヘッドを歴任。2011 年より現職。著書に『日本企業をグローバル勝者にする経営戦略の授業』『「失われた20 年の勝ち組企業」100 社の成功法則』(いずれもPHP 研究所)、『学習優位の経営』(ダイヤモンド社)、『コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法』『成長企業の法則』(いずれもディスカヴァー・トゥエンティワン)、『CSV経営戦略』『企業変革の教科書』(いずれも東洋経済新報社)、『経営改革大全』(日本経済新聞社)など多数。
協賛講演
- 日本アイ・ビー・エム
- グローバル・ビジネス・サービス事業本部
タレント&トランスフォーメーション リーダー/パートナー - 石田 秀樹 氏
IBMの組織・人材コンサルティンググループにおいて、組織変革および人材マネジメント領域のコンサルティングサービスの日本における責任者。一貫して「組織」と「人」の側面から企業変革に携わり、大規模企業を中心に、20年以上のコンサルティング経験を基にした実践的な変革支援に従事している。最近では、AI、Cognitive Computing (IBM Watson)を活用したデジタル変革を通じて人事機能の高度化を支援し、「経験」と「勘」で運用している旧来型の人材マネジメントの抜本的な変革を推進している。
- オートメーション・エニウェア・ジャパン
- カントリーマネージャー 日本営業統括
- 由井 希佳 氏
1995年プラント・エンジニアリング会社にてプラントのCAD設計等に携わり、時代がドットコムの流れからE-Commerceベンチャー立上げ~終焉を経験。その後、2001年に外資系IT情報インフラ会社にてプリセールス活動で主に自動車、製造業、金融業を担当。その後、2011年仮想化テクノロジー会社にて主にクラウド・モバイルからIoT技術を中心にエンタープライズ企業のお客様と共にビジネス価値を追求。2019年オートメーション・エニウェア・ジャパンに入社。2020年より現職。
- セーフィー
- 代表取締役社長
- 佐渡島 隆平 氏
2002年ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社に入社、2010年に同社出資のモーションポートレート株式会社CMO就任。2014年にセーフィー株式会社を創業し、2017年「クラウド録画サービスシェアNo.1」獲得。2020年「Forbes JAPAN日本の起業家ランキング2021」第1位受賞。
パネルディスカッション
- カインズ
- 代表取締役社長
- 高家 正行 氏
1963年3月生 東京都出身。1985年 慶應義塾大学経済学部 卒業後、三井銀行(現 三井住友銀行)、A.T.カーニーを経て、2004年 ミスミ(現 ミスミグループ本社)へ入社。08年~13年ミスミグループ本社代表取締役社長として、リーマンショック後の業績不振時に業績をV字回復へと導く。2016年カインズへ入社後、取締役、取締役副社長を経て、2019年より代表取締役社長として、同社の新たな中期計画「PROJECT KINDNESS」を策定、取り組みを開始している。
- 資生堂
- 常務 チーフソーシャル バリュークリエイションオフィサー
- 青木 淳 氏
建築家として11年間にわたり幕張メッセ、サンフランシスコの美術館等の設計に携り、その後マッキンゼー・アンド・カンパニーにて消費財、テクノロジー、金融等多様な業界のコンサルティングに従事、仏の保険会社BNPパリバ・カーディフの日本での創業CEO、パリ本社でのグローバル人事責任者を経て、2014年11月、チーフピープルオフィサー(人事責任者)として資生堂に入社。同社史上初めて外部招聘された魚谷CEOと共に変革をリードし、日本のヘリテージを強みに世界企業として飛躍させるべく力を注いできた。2019年より社会価値創造本部長に就任、ESG経営、SDGsの全社取組みをリードして現在に至る。
プログラム
- 13:00
- 開会の挨拶
ダイヤモンドクォータリー編集長
岩崎 卓也
- 13:00-14:00
(60分) - ◇基調特別対談「NTT に学ぶMX(Management Transformation)の本質」
日本電信電話
代表取締役社長 社長執行役員
澤田 純 氏
一橋大学ビジネススクール
客員教授
名和 高司 氏
- 14:00-14:30
(30分) - ♢協賛講演①「現場の意思決定を高度化するミドルマネジメントに求められる組織運営とは?
「経験」と「勘」を活用するデータ駆動型マネジメントの“現在”」
日本アイ・ビー・エム
グローバル・ビジネス・サービス事業本部
タレント&トランスフォーメーション リーダー/パートナー
石田 秀樹 氏 - 14:30-15:00
(30分) - ◇協賛講演②「業務プロセスの自動化を契機にした、デジタル変革の全社への拡大戦略とは?」
オートメーション・エニウェア・ジャパン
カントリーマネージャー 日本営業統括
由井 希佳 氏 - 15:00-15:30
(30分) - ◇協賛講演③「経営の意思決定の”眼”になる。クラウドカメラで実現できるDX」
セーフィー
代表取締役社長
佐渡島 隆平 氏 - 15:30-16:50
(80分) - ◇パネルディスカッション「X(Transformation)経営の実現に向けて」
カインズ
代表取締役社長
高家 正行 氏
資生堂
常務 チーフソーシャル バリュークリエイションオフィサー
青木 淳 氏
<<モデレーター>>
一橋大学ビジネススクール
客員教授
名和 高司 氏 - 16:50-17:00
(10分) - ◇アンケート記入・閉会
※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。