ダニエル・ゴールマン
EQ、EI提唱者/心理学者
相手と共通の土台を見つけ出す、非常に重みのある意見を述べる、他の人々に「一緒に仕事をしたい」と思わせる――こうした特質をもつ人々は、組織あるいは社会での地位にかかわらず、生来のリーダーとして頭角を現す。
エレン・ランガー
マインドフルネスの母/ハーバード大学心理学部教授
長年の研究から、マインドフルネスの数々のメリットが判明している。カリスマ性が増し、生産性が向上する。疲労による燃え尽きや事故が減る。創造性、記憶力、注意力、健康が増進される。チャンスをうまく活かせるようになる。
アダム・グラント
GIVE&TAKE著者/ペンシルバニア大学ウォートンスクール教授
レジリエンスは個人のみならず、企業にとっても意味がある。自然災害などの不運や逆境など、社員の危機に手を差し伸べる企業に対しては、社員は「人間らしい」職場として自社に誇りを感じるようになり、愛社精神がいっそう強くなる。
テレサ・アマビール
創造性、生産性研究の第一人者/ハーバード・ビジネススクール教授
創造的な仕事の生産性を促すのは、「インナーワークライフ」の質である。満足度、仕事への興味、あるいは組織やチーム、自分自身を前向きにとらえているか。これらが組み合わさって、高いレベルの成果が出せたり、足を引っ張られたりする。
アニー・マッキー
EQ、EI研究の第一人者/ペンシルバニア大学教育大学院シニアフェロー
幸福な人ほど有能な働き手である。仕事と同僚に対してエンゲージメントを持っている人は、より懸命に、そしてより賢明に働く。いまこそ、職場において感情は重要ではないという俗説を打破すべき時である。