世界的なイノベーター 初の著作!
濱口 秀司 『SHIFT:イノベーションの作法』
#08
インターネット系のサービスを数々てがけ、最近では、「アル(https://alu.jp/)」というマンガのサービスを展開中のけんすうさん(@kensuu)。『SHIFT:イノベーションの作法」について「とんでもない名著でした。経営者だけじゃなくて、現場の人でも、社内で新しいことやりたいときとかに使えそう」とツイートしてくださったので、もう少し詳しく感想を伺ってみました。
イノベーションのやり方について書かれた本は多いですが、この『SHIFT:イノベーションの作法』は、特に大企業や、既存の業界の人が使う際に、とても実践的な内容だと感じました。
まず、イノベーションの出発点で、いかに既存の思い込みやバイアスを崩すか、という点について、これほど使いやすいフレームに落とし込めている本は初めて読みました。極めて実践的で、訓練なくてもすぐ使えるものとなっている気がします。
そして、イノベーションを起こすうえで重要なのは、実行です。企画が優れていても、実行されなければ、当然意味がありません。この本には、実行前にどれくらい顧客に受け入れられるかのマーケティングを、予算をかけずにやることや、意思決定者にどのように伝えるべきか、どう意思決定してもらうべきか、という点も具体的に書かれています。
この論文集には、徹底的にイノベーションを実行するための方法が書かれています。イノベーションを起こそう、とすると、権限が大きい人がトップダウンでやらなければうまくいかない、という思い込みがある人も多いかもしれません。しかし、本書を読むと、現場の人でもイノベーションを具体的に起こせるようになると思います。
経営者だけでなく、たとえば、新卒の社員でも十分に活用できるはずです。おすすめ!
けんすうさん
起業家・エンジェル投資家
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イノベーションのやり方について書かれた本は多いですが、この『SHIFT:イノベーションの作法』は、特に大企業や、既存の業界の人が使う際に、とても実践的な内容だと感じました。
まず、イノベーションの出発点で、いかに既存の思い込みやバイアスを崩すか、という点について、これほど使いやすいフレームに落とし込めている本は初めて読みました。極めて実践的で、訓練なくてもすぐ使えるものとなっている気がします。
そして、イノベーションを起こすうえで重要なのは、実行です。企画が優れていても、実行されなければ、当然意味がありません。この本には、実行前にどれくらい顧客に受け入れられるかのマーケティングを、予算をかけずにやることや、意思決定者にどのように伝えるべきか、どう意思決定してもらうべきか、という点も具体的に書かれています。
この論文集には、徹底的にイノベーションを実行するための方法が書かれています。イノベーションを起こそう、とすると、権限が大きい人がトップダウンでやらなければうまくいかない、という思い込みがある人も多いかもしれません。しかし、本書を読むと、現場の人でもイノベーションを具体的に起こせるようになると思います。
経営者だけでなく、たとえば、新卒の社員でも十分に活用できるはずです。おすすめ!