Introduction
今回のウェビナーは、「10年先を見通す経営~未来を切り拓く企業の条件~」がメインテーマです。いまやDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、企業の競争力を高め業績を向上させるための前提条件です。企業が10年先、20年先も生き残っていくためには、DXを実現したその先のあるべき姿を描き、それに向けてさらなる変革を続けていくことが不可欠です。本イベントでは、企業が新たな価値創造を実現するための「これから」の経営について探っていきます。
Speaker
Timetable
- 10:00-
11:05 -
基調対談
DXをテコにした競争戦略講 師
一橋ビジネススクール
PDS寄付講座競争戦略特任教授
楠木 建氏
ミルボン
代表取締役社長
佐藤龍二氏概 要 ▼
競争戦略を専攻テーマとしている一橋ビジネススクールの楠木建特任教授が、プロユース市場にターゲットを絞ったヘア化粧品メーカー、ミルボンの佐藤龍二代表取締役社長を迎えて、企業が成長するためにDXをどのように導入・活用するかを詳らかにしていきます。ミルボンは25年で売上が6倍、営業利益が10倍に成長。「寄り添うDX」やデータマーケティングなどDXをテコにしたミルボンの成長戦略を佐藤社長に聞いていきます。
- 11:05-
11:35 -
協賛講演1
変革を恐れない。変革し続ける経理部門のDX化とは講 師
マネーフォワード
グループ執行役員 経理本部 本部長
松岡 俊氏概 要 ▼
電子帳簿保存法やインボイス制度対応が注目される中、財務・経理部門では会計・財務・経営の視点で、企業価値向上に繋がる情報提供が求められます。経理業務システムの自動化が加速し、変革への好機を迎えました。本セッションでは、弊社の経理歴24年のマネーフォワード現役経理部長が、経理業務全般を紙の管理から電子化した事例についてお話しします。
- 11:35-
11:55 -
協賛講演2
大規模言語モデル(LLM)から始まる、AI経営革命
- AIに置き換わる経営企画実務と残り続ける価値 -講 師
ログラス
マーケティング部 Partner Alliance責任者
高野光平氏概 要 ▼
技術革新による衝撃は各領域において多大な影響を及ぼしており、AIがCFO・経営企画をDXのリーダーに変える。そんな世界が今まさに目の前で現実となりつつあります。GPT-4の登場によって何が変わったか?世界はどう進化するか?本セッションでは、経営企画において、実際にどんな業務が置き換え可能となるのか、残り続ける価値や今後も求められ続ける本質的な価値は何なのかを具体的な実例解説を交えながらお伝えいたします。
- 11:55-
13:00 -
休憩
- 13:00-
13:50 -
特別講演1
未来を切り拓くために、企業に求められる経営戦略とは講 師
レゾナック・ホールディングス
代表取締役社長 CEO (最高経営責任者)
髙橋秀仁氏概 要 ▼
今年1月、昭和電工と日立化成が合併し誕生した、レゾナック・ホールディングス。半導体材料のグローバルトップメーカーである同社は企業価値向上の3つのキーワード、「戦略(ポートフォリオ改革)」「個の能力」「組織文化」について、髙橋秀仁代表取締役社長の陣頭指揮の下で変革と創造に邁進しています。「変革せよ。変革を迫られる前に」(ジャック・ウェルチ)を座右の銘としている髙橋CEOが10年後の企業価値向上のためにすべきこととはなにか、そして現在地について解説します。
- 13:50-
14:20 -
協賛講演3
外部プロ人材活用を通じたDX推進・人材育成講 師
パーソルキャリア
タレントシェアリング事業部 HiPro_Biz統括部 関西コンサルティング部 ゼネラルマネジャー
玉川和生氏概 要 ▼
DX推進、その為のDX人材育成が急務である一方で、何から始めれば良いのか分からず、困ることも多いかと思います。また、DX推進の要となるデジタル人材に求められるスキルは高度化・複雑化しており、必要なスキルを保有する人材を確保するのも大きな課題でしょう。DX人材に求められるスキルを採用時にどう見極めるか、また、採用後の育成のハードルも高まっていると言えます。本講演では、豊富な知見を有する外部人材を活用したDX人材育成ノウハウを、事例を交えお話しします。
- 14:20-
14:45 -
協賛講演4
生活者インターフェース市場の拡大で求められる、価値創造型DXの推進講 師
博報堂DYホールディングス 執行役員
博報堂 執行役員
博報堂DYメディアパートナーズ 執行役員
青木雅人氏概 要 ▼
テクノロジーの進化によって、身の回りのあらゆるモノがインターネットとつながり、そこから新たな体験やサービス、新たな市場が創り出されてきています。我々はこの流れを「生活者インターフェース市場」の到来と捉えました。
DX推進に取り組む企業が増えてきている中で、その取り組みが“効率化”“目新しさ”に留まり、DX本来の意味である“生活をより豊かにする”取り組みに繋げられている企業は少ないと感じています。 価値創造型のDXを推進していくには、「どういった取り組みが必要になるのか?」「生活者・社会に対してどのような価値を提供していくべきなのか?」に関して、必要となる視点を共有させて頂きます
- 14:45-
15:45 -
パネルディスカッション
DXの<攻め>と<守り>を高次元で実現させるためにはパネリスト
中外製薬
上席執行役員 デジタルトランスフォーメーションユニット長
志済聡子氏
東京大学
大学院情報理工学系研究科 教授
江崎 浩氏
モデレーター
ダイヤモンド社
ビジネスメディア局 論説委員
大坪 亮概 要 ▼
DXにおいては、付加価値創出やビジネスモデル変革といった「攻めのDX」だけではなく、業務処理の効率化やデータ・IT基盤の構築、さらにはサイバーセキュリティ対策などの「守りのDX」も重要となります。本パネルディスカッションでは、DXを推進する上でより重要となる「守り」をいかに整えるか、DXの「攻め・守り」をいかに高度に両立していくかについて議論を深めていきます。
- 15:45-
16:10 -
協賛講演5
競争優位性を高める「3つのX」ーCX・DX・EXの連環が顧客提供価値を最大化する講 師
プレイド
執行役員 VP of Customer Success
大畑充史氏概 要 ▼
業種を問わず、あらゆる領域で顧客中心主義の動きが加速しています。この不可逆的な流れのなかで顧客に選ばれる企業になるためには、CX・DX・EXの連環が重要です。顧客にとっての価値を抜きにしたDXとは「手段の目的化」であり、働く人が自分の能力や発想を最大限に発揮できる環境なしには、洗練されたCXを実現することはできません。本セッションでは、これからの企業の競争優位性を高める「3つのX」の重要性と、その連環が顧客提供価値に結実したケースをご紹介します。
- 16:10-
16:35 -
協賛講演6
DX推進時代において求められるサイバーセキュリティ対策とは?
~限られたITスタッフで運用可能なEDR/XDR講 師
サイバーリーズン
セールス・エンジニアリング本部エンタープライズ3部 シニアセールスエンジニア
小泉隆洋氏概 要 ▼
DXを推進すると同時に、強化していくべき一つとしてサイバーセキュリティ対策がございます。日本における少子高齢化・人口減少や働く場所の柔軟性といった変化の中、昨今の被害報告が絶えないランサムウェア攻撃の仕組みとその対策としてのNGAV、EDR、MDRに加え、今後~将来にわたってDX推進によって拡大していく攻撃対象領域もカバーし、企業の限られたITスタッフで攻撃の全体像を迅速に把握・対処することが可能となるXDR、MDRの必要性をCybereason社のソリューション紹介を交えながら説明いたします。
- 16:35-
17:20 -
特別講演2
ビジネスパーソンは「対話 AI」にいかに向き合うべきか講 師
国立情報学研究所
教授
佐藤一郎氏概 要 ▼
ChatGPTの登場以降、生成AI、とりわけ対話AIに注目集まっている。本講演ではChatGPTを中心に対話AIの仕組みを概説するとともに、対話AIのビジネスにおける具体的な応用事例を紹介していく。また、対話AIの限界・リスクについて議論して、さらに対話AIの影響は大きいことから、企業や社会、そして人々にどのように影響するのかをビジネス的な視点で解説していく。最後に今後の対話AIの技術及び規制動向についても概観する。
- 17:20-
17:40 -
アンケート記入・閉会
About
- 名称
- BEYOND DX 2023 第2回 10年先を見通す経営の実践と成功の秘訣
- 主催
- ダイヤモンド社 ビジネスメディア局
- 企画
- DIAMONDビジネスフォーラム事務局
- 協賛
- マネーフォワード、ログラス、パーソルキャリア、博報堂 、プレイド、サイバーリーズン、セールスフォース・ジャパン
- 日時
- 2023年9月14日(木) 10:00-17:40(09:30からログイン可能)
- 会場
- WEBセミナー(擬似ライブ配信) ※ご自宅のPCやスマートフォンで受講可能
- 受講料
- 無料(事前登録制/抽選)
- 定員
- 900名
※協賛企業の同業者様のご参加はお断りする場合がございますのであらかじめご了承願います。