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ごあいさつ

デジタル・トランスフォーメーション(DX)の実現に向けて、多くの企業が莫大な投資を行っています。しかし、その投資が必ずしも業績向上につながっているとは言い切れないのが現状です。なぜ多くの企業で実を結んでいないのか。それは、デジタルシステムと業務プロセスの統合、そしてデータをビジネスに活かす能力である「デジタルリテラシー」を組織全体で底上げできていないからではないでしょうか。そこで本イベントでは、皆様のDXのヒントになる成功事例をご提供すべく、トップみずからDXを牽引してきた安川電機の小笠原浩代表取締役会長兼社長に、データを共通言語に業務を可視化したプロセスと組織変革についてお話しいただきます。さらに、『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』2022年10月号にも寄稿いただいたヤマト運輸の中林紀彦執行役員に、同社をデータドリブン経営へと転換するうえで、どのように組織全体のデータリテラシーを向上させたのか伺います。協賛講演においても、DXの成功に向けて組織のデータリテラシーを向上させるヒントを数多く提供いただきます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部』

開催概要

名称
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー マネジメントフォーラム
データ経営の実践 〜DXを実現する人材・組織能力の向上〜
主催
ダイヤモンド社 ビジネスメディア局
企画
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
協賛
Ridgelinez、エヌ・ティ・ティ・データ、アルテリックス・ジャパン、LibertyNation
日時
2022年11月30日(水)13:00 Start(12:30からログイン可能)
会場
WEBセミナー(擬似ライブ配信) ※ご自宅のPCやスマートフォンで受講可能
受講料
無料(事前登録制/抽選)
※当選者には受付から2週間以内にメールにて視聴用URLをご連絡いたします。
定員
200名
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講 師

基調講演

安川電機が目指すDXの方向性

 概要  「データを世界の共通言語に」をスローガンに、2020年から「YDX(YASKAWA Digital transformation)」という独自のDXを進めてきた安川電機。経営情報の見える化をはじめ、開発・生産・販売におけるグローバルデータの一元化を実現し、データを軸にあらゆる業務の可視化に取り組んできた。顧客である製造業に対してはソリューションコンセプト「i3-Mechatronics」を提案し、自動化を追求した高度なものづくりを目指している。本講演では、同社のDXをみずから先導している小笠原浩会長がYDXや「i3-Mechatronics」推進の道筋を語る。

  • 安川電機
  • 代表取締役会長兼社長
  • 小笠原 浩氏
  • 安川電機 小笠原 浩氏
  • 1955年生まれ。1979年九州工業大学情報工学科卒、安川電機製作所(現安川電機)入社。2006年取締役、2013年取締役常務執行役員、2015年代表取締役専務執行役員兼技術開発本部を経て、2016年3月代表取締役社長に就任。2018年からはICT戦略推進室長も務める。2022年より現職。

協賛講演

データドリブンマネジメントによる企業価値の向上 ~予測型経営に向けたチャレンジ~

 概要  日本企業は欧米に比べて企業価値の低さが指摘され、収益力の低さや将来的な価値向上に向けた取り組みの弱さが原因として挙げられている。それは、経営判断に至る情報の不足、非対称性、遅さにも起因しているのではないか。データドリブンな意思決定ができている企業は業績も向上することが明らかになっており、このVUCA(変動、不確実、複雑、曖昧)な時代の中で、どのようにデータを活用し的確な経営判断が行えるだろうか。今回は、データドリブンマネジメントのユースケースを紹介し、目指す方向性の理解を深めるとともに、富士通の実践推進リーダーをお招きし、そのチャレンジと課題、今後の展望についてディスカッションを行う。

  • Ridgelinez
  • Business Science Principal
  • 野村 昌弘氏
  • Ridgelinez 野村 昌弘氏
  • 流通業、製造業におけるSCM改革、業務改革、IT戦略コンサルティング、業界横断型のサプライチェーン構造変革、標準プラットフォーム策定を多く手掛ける。富士通の経営戦略室にて、政策渉外、経営戦略室にて、経営戦略策定業務に従事。成長戦略、事業売却を担当。富士通総研 Business Science Group長を経て、現職。近年はBusiness Science Practice Leadを担当し、Data Driven Managementの立ち上げを支援。Data Analytics Center等の組織組成等、データ活用型企業への変革に向けたプロジェクトを多数推進している。

  • 富士通
  • 財務経理本部 経理部長
  • 益田 良夫氏
  • 富士通 益田 良夫氏
  • 2015年~2018年、富士通アメリカ Finance Directorを経て、2018年より現職。2021年慶應義塾大学 経営管理研究科 MBA修了。現在、経理部にて連結決算、業績管理、決算公表等を担当。また、富士通のDXプロジェクト(フジトラ)をDXデザイナーの一員として推進。2021年より経営管理データ統合プロジェクトに参画。富士通のパーパス「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていく」を胸に刻み、財務経理部門の変革を推進している。

  • Ridgelinez
  • Senior Manager
  • 大塚 恭平氏
  • Ridgelinez 大塚 恭平氏
  • データサイエンスコンサルタントとして、製造業・流通業・官公庁等の幅広い業界のお客様に対し、DX・データ利活用構想立案、AIシステム企画構築などのコンサルティングに従事。2020年より、富士通のDX「フジトラ」のDX Designer 初期メンバーとして、DXステートメントやフレームワークの検討を実施。データドリブン経営の実践と全社展開をOne Team型で一員として支援し、事業管理・経理決算分析・ポートフォリオ分析等、マネジメント変革とデータ分析・活用の構想・設計・導入をリードしている。

協賛講演

データ経営実践のフレームワーク

 概要  デジタルテクノロジーの進展は、データがすべてをつなぐ世界を創り出します。分散と統合が同時に進む社会の中では、企業はよりオープンで柔軟な自己変革型の学習する組織への進化が求められ、そのための核となる組織能力がデータ経営力です。データ経営力の本質は意思決定プロセスの変革による価値創出であり、また、その高度化のためにはデータ戦略、人材・組織、テクノロジー、ガバナンスのあり方も併せて変革が必要となります。これらを統合した未来像を描き、学習する組織への変革を進めるための要諦を、みなさまと一緒に考えたいと思います。

  • エヌ・ティ・ティ・データ
  • 法人コンサルティング&マーケティング事業本部法人コンサルティング&マーケティング事業部 データ&インテリジェンス統括部 統括部長
  • 新田 龍氏
  • エヌ・ティ・ティ・データ 新田 龍氏
  • 2000年にNTTデータに入社し、官公庁向けシステム開発に従事した後、2007年には北米拠点に赴任し現地企業へのBI導入に従事。その後14年にわたり、一貫して製造業をはじめ多様な業種でのデータ分析・活用の構想策定・導入・定着化コンサルティングやデータ分析基盤の導入、テクノロジー企業とのパートナーシップ拡大、当社海外拠点と連携した戦略策定・マーケティング等に従事。2021年4月より現職。2022年7月からはコンサルティング&アセットビジネス変革本部を兼任し、全社のコンサルティング力強化戦略推進へも従事している。

協賛講演

DX⼈材・組織づくりに必要なこと ~データ分析民主化の視点から~

 概要  DXを実現するために、多くの企業が人材の育成や組織能力の向上にむけて取り組んできております。分析プロセスの全体に対するソリューションを提供しているアルテリックスの「データ分析の民主化」という視点から、DX人材・組織づくりに必要な分析プラットフォームに求められる要件についてお話いたします。

  • アルテリックス・ジャパン
  • セールスエンジニア 責任者
  • 曽我部 祥宏氏
  • アルテリックス・ジャパン 曽我部 祥宏氏
  • Alteryx入社以前は、国内Sier、 外資系ソフトウェアベンダー、外資系コンサルティング会社などへの勤務経験があり、日本の組立製造業の国内・海外拠点や、素材、化学、エネルギー、商社、広告代理店など幅広い業界への基幹システムの企画・提案・導入・保守から経理財務・販売・調達・マーケティングなどの業務領域におけるDX化など、さまざまな領域での企画・提案などに従事していた。 Alteryxでは日本市場における重要顧客のデジタルトランスフォーメーション推進を実現するためのアルテリックスソリューションによる技術支援や、高価値な提案の推進を担う。

協賛講演

実践的なデータ経営とは? ~先進他社が陥った代表的な失敗例から学ぶ

 概要  ここ数年で大手企業を中心に一気にデータ経営に向けた基盤整備・データ活用への投資が進んでおりますが、実情としてごく一部の業務利用から先に進めず期待した効用から大幅に乖離した結果に陥っているケースが多く見受けられます。一方、基盤整備がこれからの企業においても推進にあたっての経営層/現場の合意で苦戦されているケースが散見されます。本セミナーでは、これまで数十社近く当該課題に面している企業をご支援してきた中で実際に陥っていた代表的な失敗例とその要因をご紹介し、実効性重視した具体的な解決策をご説明差し上げます。

  • Liberty Nation
  • 代表取締役
  • 佐藤 辰勇氏
  • Curiositas 佐藤 辰勇氏
  • アクセンチュア株式会社にて中計・テクノロジー戦略・異業種参入戦略に従事。その後、数百名規模のAIスタートアップのCOOを経て本事業を創業。海外では衛星データを主とした外部データを活用した第一産業の改革、国内においてはデータサイエンスプラットフォームを活用した経営のデータ駆動型化の支援に従事。

特別対談

社員全員のデジタルリテラシーをどう向上させるか

 概要  データドリブン経営への転換を目指す企業において、デジタルデータをビジネスに活かす能力である「デジタルリテラシー」は欠かせない。ヤマトホールディングスでは、2020年からデジタル人材と事業部門との距離を縮め、また経営層や各事業部門のリーダーなど社員全員を対象にした研修を通じて、組織全体のデジタルリテラシーを高めてきた。本講演では、同社のデータ戦略の立案と実行を担ってきた中林紀彦執行役員が、DHBR編集長・小島健志との対談を通して、組織全体のデジタルリテラシーを向上する方法を明らかにする。

  • ヤマト運輸
  • 執行役員(DX推進担当)
  • 中林 紀彦氏
  • ヤマト運輸 中林 紀彦氏
  • 2002年、日本アイ・ビー・エム入社。データサイエンティストとして数々の企業のデータ活用を支援。その後、オプトホールディング データサイエンスラボの副所長、SOMPOホールディングス チーフ・データサイエンティストを経て、2019年8月ヤマトホールディングス入社。2021年4月より現職。筑波大学の客員教授、データサイエンティスト協会の理事としてビックデータ分析の教鞭も執る。

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プログラム

13:00-14:00
(60分)
◇開催のご挨拶

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー
編集長
小島 健志

◇基調講演「安川電機が目指すDXの方向性」

安川電機
代表取締役会長兼社長
小笠原 浩氏
14:00-14:30
(30分)
◇協賛講演「データドリブンマネジメントによる企業価値の向上 ~予測型経営に向けたチャレンジ~」

Ridgelinez
Business Science Principal
野村 昌弘氏

富士通
財務経理本部 経理部長
益田 良夫氏

Ridgelinez
Senior Manager
大塚 恭平氏
14:30-15:00
(30分)
◇協賛講演「データ経営実践のフレームワーク」

エヌ・ティ・ティ・データ
法人コンサルティング&マーケティング事業本部法人コンサルティング&マーケティング事業部 データ&インテリジェンス統括部 統括部長
新田 龍氏
15:00-15:30
(30分)
◇協賛講演「DX⼈材・組織づくりに必要なこと ~データ分析民主化の視点から~」

アルテリックス・ジャパン
セールスエンジニア 責任者
曽我部 祥宏氏
15:30-16:00
(30分)
◇協賛講演「実践的なデータ経営とは? ~先進他社が陥った代表的な失敗例から学ぶ」

Liberty Nation
代表取締役
佐藤 辰勇氏
16:00-17:00
(60分)
◇特別対談「社員全員のデジタルリテラシーをどう向上させるか」

ヤマト運輸
執行役員(DX推進担当)
中林 紀彦氏

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー
編集長
小島 健志
17:00
◇閉会・アンケート
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