DIAMOND Quarterly

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビューマネジメントフォーラム

DX・イノベーション創出を実現するプロジェクトマネジメントの実践

WEBセミナー

定員250名

2022年526日(木)13:00 - 16:10
お申込みは終了いたしました

ごあいさつ

『DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』では「アジャイル化するプロジェクトマネジメント」という特集号(2022年2月号)を組みました。その核となったのが「プロジェクトエコノミーの到来」という論文です。この論文によると、プロジェクトベースの仕事がこれからの経済活動の原動力となり、その経済規模は2027年までの10年間で12兆ドルから20兆ドルに成長する見込みです。しかしながら、オペレーション型の既存組織がプロジェクトベース型に転換するのは容易ではありません。組織を機動的に動かし大きな成果につなげるにはどうしたらよいのでしょうか。そこで、リクルートの北村吉弘・代表取締役社長を招き、プロジェクト指向のマネジメント法とその組織変革についてご講演いただきます。さらに、『外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント』(大和書房、2016年)の著者である独立研究者、山口周さんにご登壇いただきます。両者の対談を通して、プロマネを成功に導くポイントから組織の歴史的な構造変化まで、ミクロとマクロの視点を交えて議論を深めます。協賛公演においてもプロジェクトベース型の組織を目指す皆様にとって間違いなく参考になる内容をお話しいただきます。ご参加、心よりお待ちしております。

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集長 小島 健志

開催概要

名称
DX・イノベーション創出を実現する
プロジェクトマネジメントの実践
主催
ダイヤモンド社 ビジネスメディア局
企画
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
協賛
マネジメントソリューションズ、ライズ・コンサルティング・グループ、アイシンク
日時
2022年5月26日(木)13:00-16:10(12:30からログイン可能)
会場
WEBセミナー(擬似ライブ配信) ※ご自宅のPCやスマートフォンで受講可能
受講料
無料(事前登録制/抽選)※当選者には受付から2週間以内にメールにて視聴用URLをご連絡いたします。
定員
250名 ※協賛企業の同業者様のご参加はお断りする場合がございますのであらかじめご了承願います。
お申込みは終了いたしました

講 師

基調講演、特別対談

環境変化と許容度の経営
~プロジェクトマネジメント型の経営に必要なリーダーの行動や考え方~

【概要】 2021年4月、リクルートは事業ごとに分社化されていた国内7社を再統合した。その大きな目的は、事業別組織から機能別組織へ転換し、プロジェクト型のプロダクト体制に移行させることだったという。この意思決定に至った背景には、どのような戦略があったのか。さらに、リクルートが企業として成熟期を迎えた現在も、変革を持続的に生み出せるのはなぜか。同社・北村吉弘社長がプロジェクトマネジメント型経営の実践を語る。また、現場のプロジェクトを見守る立場にあるリーダーが惑わないために、北村社長が日頃から大事にしている行動や考え方も紹介する。

  • リクルート
  • 代表取締役社長
  • 北村 吉弘 氏
  • リクルート 北村 吉弘 氏
  • 1997年、リクルート(現リクルートホールディングス)入社。その後、さまざまな役職に従事したのち、2013年にリクルートライフスタイル代表取締役社長に就任。38歳と当時最年少で、2012年分社化後の国内主要子会社の社長を務めた。2015年リクルートホールディングス常務執行役員(現任)、2016年リクルートテクノロジーズ代表取締役、2018年リクルート代表取締役社長に就任し、現在に至る。

プロジェクトエコノミーの到来(対談)

【概要】 リクルートは経営統合により、プロジェクト型のプロダクト体制へと移行したが、事業別組織からの転換は容易なことではない。それに対して同社は、どのようなプロセスを経て、またどのような課題をクリアして転換を実現したのか。本対談では、プロジェクトマネジメント型組織への転換でリーダーが直面する、社員の抵抗、情報共有や評価といったリアルな課題に対し、同社・北村吉弘社長がどのように対応してきたのか、山口周氏が詳しく尋ねていく。

  • 山口 周 氏
  • 山口 周 氏
  • 1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科美学美術史専攻修士課程修了。電通、ボストン コンサルティング グループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。著書は『外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント』(大和書房)、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)、『ニュータイプの時代』(ダイヤモンド社)、『ビジネスの未来』(プレジデント社)などベストセラー多数。

  

協賛講演

大量プロジェクト時代の プロジェクトマネジメントと陥りがちな罠

【概要】 当講演では、「大量プロジェクト時代の プロジェクトマネジメントと陥りがちな罠」と題して、先行き不透明な時代の経営をどうやって舵取りしていけばよいか、プロジェクトマネジメントの専門家が具体的な事例も含めて解説します。講演要旨はまず、プロジェクトが変革活動の中心となるが、日本企業はプロジェクト推進と運営に弱点を抱えている点について触れ、多数のプロジェクトを成功に導くためには、2層のプロジェクトマネジメント組織(EPMO+PMO)が不可欠であることを詳しく説いていきます。また、日本企業が不得意とするプロジェクト横断の全体最適化に向けて段階的に取り組んでいる事例を紹介します。

  • マネジメントソリューションズ
  • マネジメントコンサルティング事業部 エグゼクティブディレクター
  • 和田 智之 氏
  • マネジメントソリューションズ 和田 智之 氏
  • アクセンチュア、IBMビジネスコンサルティングサービス、ガートナージャパンで22年間コンサルティングに携わり、各種戦略をはじめ、新規事業立ち上げ、チェンジマネジメントや人事評価制度、MOT(技術経営)やサービス/製品マネジメント、ITマネジメントなど広範囲に経験。業種では、製造、流通、金融、エネルギー、通信、政府など多くの産業のプロジェクトに従事。また、直近2年間は製造業プラットフォームベンチャーやAI(人工知能)ベンチャーで事業企画や事業戦略を担当。日本IBMの事業企画部門への出向や、ガートナージャパンコンサルティングCo-Leaderとして海外企業のマネジメントを経験。2019年9月にマネジメントソリューションズ入社、現職に就任。著書に『シン・トップダウン経営のすすめ ― 世界の新潮流「EPMO」で変革を日常化する』(東洋経済新報社刊)。

全く違う!「攻めのDX」のプロジェクトマネジメント

【概要】 「攻めのDX」とは、デジタルを活用した新規事業の立ち上げや、新しいビジネスモデルの構築。「攻めのDX」のプロジェクトマネジメント手法は、従来の「黄・赤信号のプロジェクトを発見して、てこ入れする」プロジェクトマネジメントとはまったく異なる。一言でいうと、「事業化できそうな青信号のプロジェクトを発見し、リソースを集約し、一点突破する。よりリソースがあれば、ポートフォリオ化する」ことが大切だ。本セミナーでは、「攻めのDX」のプロジェクトマネジメントの概要と、皆さんの企業で実行するためのタレントマネジメント含めたポイントをお伝えしたい。

  • ライズ・コンサルティング・グループ
  • 常務執行役員/パートナー
  • 佐藤 司 氏
  • ライズ・コンサルティング・グループ 佐藤 司 氏
  • 外資系戦略コンサルティングファームやコンサルティングベンチャーの創業メンバーとして、戦略立案から実行まで一気通貫の支援経験を積む。また、人材育成・組織開発の事業会社で事業開発も経験。それらの経験を活かし、直近では「攻めのDX」として、デジタルを活用した新規事業やビジネスモデルの戦略策定・立ち上げ、またDX人材のタレントマネジメント支援に従事。 IT、金融、ヘルスケア、小売業、製造業、エネルギー等多くの業界での支援を経験。 アメリカ・ヨーロッパ・アジアの10か国でのプロジェクト経験も持つ。

難易度の高いプロジェクトを成功させる方法

【概要】 様々な環境の変化により企業は現状の延長ではなく、未来に対して新しく強いビジョンを構築し、実現させることが生き残りや新たな成長に必要不可欠になっています。そのため、企業は新製品開発や新サービスなどのプロジェクトを同時に多く立ち上げますが、多くの問題や予測していなかったリスクにさらされ、思うようにプロジェクトが遂行できないことが多く見受けられます。この講演では、難易度の高いプロジェクトの成功を阻害する要因と対策を実例をもとに紹介し、プロジェクトを成功できる組織作りと不確実性の高いプロジェクトを積極的にリードできるプロジェクトマネジャーや関係者の育成について検討します。

  • アイシンク
  • 代表取締役
  • 伊藤 健太郎 氏
  • アイシンク 伊藤 健太郎 氏
  • 九州大学大学院卒業後、NKK(現在JFE)にて舶用エンジンの製造、新製品開発、国内・海外のプラント建設プロジェクトに従事。2000年にプロジェクトマネジメントに特化した研修やコンサルティングを行うアイシンク株式会社を設立。製造・IT・製薬・商社など様々な日本を代表とする企業で研修やプロジェクト成功のサポートを実施。「プロジェクトはなぜ失敗するのか」(日経BP 社)、「狩猟型プロジェクトマネジャーの哲学」(生産性出版)などの著書あり。

お申込みは終了いたしました

プログラム

13:00
開会の挨拶

DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部
13:00-13:40
(40分)
◇基調講演「環境変化と許容度の経営
~プロジェクトマネジメント型の経営に必要なリーダーの行動や考え方~」

リクルート
代表取締役社長
北村 吉弘 氏
13:40-14:10
(30分)
♢協賛講演①「大量プロジェクト時代の プロジェクトマネジメントと陥りがちな罠」

マネジメントソリューションズ
マネジメントコンサルティング事業部 エグゼクティブディレクター
和田 智之 氏
14:10-14:40
(30分)
◇協賛講演②「全く違う!「攻めのDX」のプロジェクトマネジメント」

ライズ・コンサルティング・グループ
常務執行役員/パートナー
佐藤 司 氏
14:40-15:10
(30分)
◇協賛講演③「難易度の高いプロジェクトを成功させる方法」

アイシンク
代表取締役
伊藤 健太郎 氏
15:10-16:00
(50分)
◇特別対談講演「プロジェクトエコノミーの到来」

<<パネリスト>>
リクルート
代表取締役社長
北村 吉弘 氏

山口 周 氏
16:00-16:10
(10分)
◇アンケート記入・閉会

※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

お申込みは終了いたしました