ご挨拶
製造業のデジタル化といえば、1940年代〜50年代のCNC(コンピュータ数値制御)が始まりといわれます。コンピュータ科学とデジタル技術の進歩に先導される形で、主に生産現場に浸透してきました。そこで期待されていたのは、時間やコスト、手間暇などを削減する、もっぱら効率性でした。しかし現在、想像・創造力、臨機応変な対応力、集合知などの組織能力、さらには営業やマーケティング部門との連携や協働など、人間の固有能力を発揮させる製造DXが求められています。今回のDQフォーラムでは、かねてからヒューマンドリブンなDXの重要性を訴えてきた経営研究家、そして実際に取り組んでいる企業家の方々をお招きして、このテーマについて議論します。
ダイヤモンドクォータリー編集長 岩崎卓也
開催概要
- 名称
- 日本型「製造業DX」 ——人間とAI・デジタル技術の共進化
- 主催
- ダイヤモンド社 ビジネスメディア局
- 企画
- ダイヤモンドクォータリー編集部
- 協賛
- ジェンパクト、アビームコンサルティング 、セールスフォース・ジャパン、東京ガス
- 日時
- 2022年3月3日(木)13:00-18:00 ※12:30からログイン可能
- 形式
- ウェブセミナー ※ご自宅のPCやスマートフォンで受講可能/収録配信
- 受講料
- 無料
- 定員
- 200名(事前登録制/抽選)
※協賛企業の同業者様のご参加はお断りする場合がございますので、あらかじめご了承願います。
講 師
基調講演
ヒューマナイジング・ストラテジー 〜共感経営の創造〜
- 一橋大学
- 名誉教授
- 野中 郁次郎 氏

早稲田大学政治経済学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校にて経営学博士号(Ph. D)取得。2017年、カリフォルニア大学バークレー校ハース・ビジネススクールより、史上5人目、学術研究者としては初めてとなるLifetime Achievement Award(生涯功労賞)を授与される。著書に、『失敗の本質』(共著、ダイヤモンド社、1984年)、『直観の経営』(KADOKAWA、2019年)など多数。
パネルディスカッション
日本のものづくりと製造業の未来
- [パネリスト]
コマツ - 特別顧問
- 野路 國夫 氏

1969年大阪大学基礎工学部機械工学科卒業、小松製作所入社。建機事業本部技術本部生産管理部長などを経て、1997年に取締役となり、生産本部長、建機マーケティング本部長など、製造・販売それぞれのトップを歴任。2007年に代表取締役社長(兼)CEO就任。その後、2013年に代表取締役会長、2016年に取締役会長。2019年6月に取締役を退任し、現職。
- [パネリスト]
東芝 - 執行役上席常務 CDO
- 島田 太郎 氏

新明和工業、シーメンスを経て、2018年にコーポレートデジタル事業責任者として東芝に入社。2019年執行役常務 最高デジタル責任者(CDO)、2020年執行役上席常務に就任。現在、東芝デジタルソリューションズ(株)取締役社長、東芝データ(株)代表取締役CEO、(一社)ifLinkオープンコミュニティ代表理事を兼任。著書に、『スケールフリーネットワーク ものづくり日本だからできるDX』(日経BP、2021年)。
- [パネリスト]
早稲田大学 - 教授
- 藤本 隆宏 氏

東京大学経済学部卒業後、三菱総合研究所に入社。ハーバード・ビジネス・スクールにてDBA(経営学博士)を取得。1990年~2021年東京大学経済学部助教授・教授、東京大学ものづくり経営研究センター長を経て、現職。著書に、『生産システムの進化論』(有斐閣、1997年)、『日本のもの造り哲学』(日本経済新聞社、2004年)、『現場から見上げる企業戦略論』(角川書店、2017年)など。
- [モデレーター]
東京大学大学院 - 経済学研究科 教授 経営教育研究センター長
- 新宅 純二郎 氏

東京大学経済学部卒業後、1993年東京大学経済学博士取得。藤本隆宏⽒とともに「東京⼤学ものづくり経営研究所センター」「東京⼤学経営教育研究センター」などを⽴ち上げると同時に、数々の共同研究に取り組んできた。著書に、『日本企業の競争戦略』(有斐閣、1994 年)、『中国製造業のアーキテクチャ分析』(共著、東洋経済新報社、2005年)、『ものづくりの反撃』(ちくま新書、2016年)など。
協賛講演
先進事例からひも解く 勝つためのDXとは
- ジェンパクト
- 代表取締役社長 グローバルシニアバイスプレジデント
- 田中 淳一 氏

外資および国内コンサルティング会社パートナー、執行役員を歴任後、2018年にジェンパクトの代表取締役社長に就任。グローバル企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する同社のビジネスリーダーとして、日本市場における事業拡大を推進。RPA、AIをはじめとしたデジタルテクノロジーを活用した業務改革、ビジネス革新のサポートなど、コンサルティングサービスから実行、運用まで、包括的な支援を提供している。
製造業の新しい顧客価値を創造する「考える組織」
- アビームコンサルティング
- 執行役員 プリンシパル
デジタルテクノロジービジネスユニット DXIセクター長 - 橘 知志 氏

メーカー系SI会社を経て、アビームコンサルティングに入社。製造業におけるデジタル技術やデータを活用したDX領域における新規事業開発、プラットフォーム構築グローバルDXプロジェクト支援などを多数実施。さまざまな業界の企業を対象に、経営戦略、新規事業、業務改革、システム構築、IT運用に関するコンサルティングを経験。また、アビームコンサルティングのデジタル領域を立ち上げ時から主導。
製造業DX:進むべき方向性とその手段
- The new CASE loop for Manufacturing –
- セールスフォース・ジャパン
- 常務執行役員 ソリューション・エンジニアリング統括本部
製造ソリューション本部 本部長 兼 関西・韓国リージョン担当 - 高野 忍 氏

大手製造業、通信業、Software AG(旧webMethods)を経て、2012年セールスフォース・ドットコム入社。大手製造業のお客様を担当する製造ソリューション本部をリードし、お客様の新たな取り組みを支援している。また、2018年からSalesforce Koreaのソリューション・エンジニアリング部門も兼任し、日本のみならず、韓国のお客様への提案にも尽力している。
東京ガスならではのデジタルエコシステムと価値共創への挑戦
- 東京ガス
- エネルギーソリューション本部 ソリューション共創部 部長
- 清水 精太 氏

1995年早稲田大学理工学部卒業後、東京ガスに入社。ガス導管の建設実務、維持管理の技術開発を15年経験した後、企画部門でエネルギー環境政策対応、日本ガス協会出向、総合企画部、家庭用新サービス開発、再エネ投資等の海外事業部門、C&I事業企画各部門でのマネージャーを経て、2020年にC&I向け新事業の開発・推進を担うソリューション共創部長に就任。
- 東京ガス
- エネルギーソリューション本部 ソリューション共創部 Joy事業グループ グループマネージャー
- 浦田 昌裕 氏

2002年東京工業大学大学院総合理工学研究科精密機械システム専攻修士課程修了後、大手メーカーにてプラントの設備設計、立ち上げを担当。2009年東京工業大学大学院総合理工学研究科メカノマイクロ工学専攻博士課程修了後、プラント設備の省エネ技術開発・導入に従事。2016年東京ガス入社。産業エネルギー事業部産業技術グループにてユーティリティーの省エネ、IoT、AI等の技術支援に従事した後、現職。
プログラム
- 13:00
- ◇開会挨拶
ダイヤモンドクォータリー 編集長
岩崎 卓也
- 13:00-14:15
(75分) - ◇基調講演「ヒューマナイジング・ストラテジー ~共感経営の創造〜」
一橋大学
名誉教授
野中 郁次郎 氏
- 14:15-14:45
(30分) - ◇協賛講演①「先進事例からひも解く 勝つためのDXとは」
ジェンパクト
代表取締役社長 グローバルシニアバイスプレジデント
田中 淳一 氏 - 14:45-15:15
(30分) -
- ◇協賛講演②
- 「製造業の新しい顧客価値を創造する「考える組織」
~求められるのは、ビジネスを俯瞰する力と未来を構想する力~」
執行役員 プリンシパル デジタルテクノロジービジネスユニット
DXIセクター長
橘 知志 氏 - 15:15-15:45
(30分) - ◇協賛講演③「製造業DX:進むべき方向性とその手段 - The new CASE loop for Manufacturing –」
セールスフォース・ジャパン
常務執行役員 ソリューション・エンジニアリング統括本部
製造ソリューション本部 本部長 兼 関西・韓国リージョン担当
高野 忍 氏 - 15:45-16:15
(30分) - ◇協賛講演④「東京ガスならではのデジタルエコシステムと価値共創への挑戦」
東京ガス
エネルギーソリューション本部 ソリューション共創部 部長
清水 精太 氏
エネルギーソリューション本部 ソリューション共創部 Joy事業グループ グループマネージャー
浦田 昌裕 氏 - 16:15-17:45
(90分) - ◇パネルディスカッション「日本のものづくりと製造業の未来」
[パネリスト]
コマツ
特別顧問
野路 國夫 氏
東芝
執行役上席常務 CDO
島田 太郎 氏
早稲田大学
教授
藤本 隆宏 氏
[モデレーター]
東京大学大学院
経済学研究科 教授 経営教育研究センター長
新宅 純二郎 氏 - 17:45
- ◇アンケート記入・閉会
※プログラムは変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。